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クー/Coup

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ボドゲ会の方で書いてしまったけど、これは個人的に面白すぎたので改めて。

 
プレイヤーはそれぞれ2枚配られた手札の能力を駆使し、他のプレイヤーのライフを削って、最後まで生き残れば勝ち。
 
できることは以下。
【収入】銀行から1金獲得
【援助】銀行から2金獲得(公爵がブロック可)
【徴税】<公爵が使用可>銀行から3金獲得
【暗殺】<刺客が使用可>3金払って誰かのライフを1削る (女伯がブロック可)
【交換】<大使が使用可>山札からランダムに2枚取り、その内1枚を手札と交換して山札に戻してもよい
【強奪】<船長が使用可>誰かから2金奪う(船長、大使がブロック可)
【クー】7金払って誰かのライフを1削る。
 
プレイヤーは役職を持っていれば上記のような能力を使える。
 
が、このゲーム、手札は基本的に非公開。つまり、ブラフが可能。というよりブラフ前提。刺客を持っていないのに暗殺を行ったり、船長を持っていなくても強奪をブロックできる。
要するになんでもあり。笑
 
勿論ブラフに対してダウトをかけることもできる。ダウト成功ならばブラフをかけた方はライフを1失う(手札を1枚公開する)。ダウト失敗ならダウトをかけた方がライフを1失う。このときダウトをかけられた方は本当にカードを持っていることを証明するためにその役職をオープンして山札に戻し、新たにカードを引く。
 
相手のライフ(=手札2枚)を削り切れば勝ちなので基本は暗殺かクーを目指す。クーは防げないのでどうしようもないが、暗殺に対してはブロックもしくはダウトが発生する。
ここで読み違えると一気に脱落する可能性もある。
 
この読み合いが案外シビア。全役職は3枚ずつしかないので勝ちにいくならカウントしとかないとだめ。
 
ただ、笑いの起きる局面が頻発するのでどうやっても面白い。笑
手札公開で暗殺者が見えたあとにもう一度引いて来たのが暗殺者だったり、大使で交換かけたら2枚とも大使だったり、運の要素も大きいので完璧に読み切るのはなかなか難しい。
 
ライトにブラフゲーを楽しみたい人にオススメ。